新商品は予約販売で楽天ランキング上位獲得!

楽天内でランキング上位を獲得するための施策はご存知でしょうか?
ランキング獲得上位獲得を目的とした施策は、いくつかありますが、
今回は予約販売についてご紹介します。
まずは楽天ランキングの仕組みについてご説明します。

楽天市場ランキングには、
・リアルタイム
・デイリーランキング
・週間ランキング
・月間ランキング

があります。(※ジャンルによっては上記4種類ではない場合もあります)

この中で一番取りやすいのが、
リアルタイムランキング1位です。

しかし、目指すべきは、デイリーランキング1位です。
なぜなら、楽天トップページへ行き、ランキングタブをクリックし、
任意のキーワードでランキングを検索しジャンルのランキングコンテンツへ行って見ると、
デフォルトで表示されるのがデイリーランキングとなります。

ランキング経由の流入経路を獲得し、良い循環を生み出したいのであれば、
恐らくデイリーランキングを狙うべきでしょう。

そのデイリーランキング獲得のための1つの手法として、
予約販売の方法を今回はお伝えします。

STEP1:発売日を確認

まず、発売日を決めます。(ランキング掲載される日です)

▼発売日(ランキング掲載される日)
8/5(日)

STEP2:注文確定日に合わせた設定をする

デイリーランキングは前日の注文確定データを集計しているため、
発売日(ランキング掲載される日)の前日に注文確定させる必要があります

例)
発売日  :8/5
注文確定日:8/4

上記スケジュールにともなって、

・お届け準備期間設定
・発売日

を設定する必要があります。

お届け準備期間とは、予約・定期購入商品・頒布会商品の注文を
いつから受注管理できるようにするか、設定する機能です。
お客様が希望したお届け希望日の数日前(店舗様で設定したお届け準備期間)になると、
受注管理を始めることができます。

たとえばお届け準備期間が5日、お届け日が8月9日の場合、
8月4日になると受注管理画面にその回の注文が表示されます。

STEP3:予約販売の設定をする
▼商品ページ
・予約ボタンの設定
・発売日の設定
・在庫あり時の納期情報のテンプレート設定

▼店舗側設定
・お届け準備期間の設定
・納期情報テンプレートの作成(専用に必要とする場合)
・予約商品の配送方法設定

STEP4:予約販売の設定を解除する
▼商品ページ
・予約ボタン→注文ボタンへ切り替え
・在庫あり時の納期情報のテンプレート変更

ココに注意!

楽天市場では予約販売の定義を「お客様の手元に届く日」としているため、
本来であれば発売日にはお客様に届いている事が必要となりますが、
「発売日に出荷する」という事を商品ページ上へ記載する事でお客様へ与える誤認を防ぐ事ができますので、
予約販売を行う場合は、しっかりその辺りを説明するようにご注意ください!

大手メーカー様や、ブランド企業様で新商品を発売する際にはよく予約販売を使われます。
ランキング経由の流入があまり見込めなくても、
「楽天ランキング1位獲得しました!」という訴求が商品ページ上であると、
商品ページを読み進めていく上で需要なフックとなるので、
獲得したら是非その実績を乗せてくださいね!

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ワンプルーフでは、こうした施策のご提案、実務を含め、楽天・Yahoo!ショッピングを中心に、EC運営代行支援、コンサルティングを手掛けております。

サービスについて、詳しく話を聞いてみたい!

というお客様がいらっしゃいましたら、お気軽に、下記問い合わせフォームよりお問合せくださいませ。

※本記事の設定方法、作業サポートはお受けしておりませんので、予めご了承くださいませ。

\まずはこの6つの項目を抑える!/
Wowma!(ワウマ)のSEO対策ノウハウ公開中

【Wowma!(ワウマ)】\まずはこの6つの項目を抑える!/Wowma!(ワウマ)のSEO対策ノウハウ公開中

今回、Wowma!(ワウマ)の運営に活かせるコンサルティングのノウハウを一部ご紹介いたします。

楽天市場やYahoo!ショッピングのSEO対策は、色々なサイトに独自のノウハウが公開されており、お問合せでも、沢山のご相談を頂いております。

そして、ワンプルーフでは、楽天市場、Yahoo!ショッピングに対して、これまで数多くの店舗様とジャンルを対策実施させて頂いており、日々効果検証しながら、多くの実績を出してきました。

そんな中、Wowma!(ワウマ)のSEO対策については、まだまだサイトでも公開しているところは限られ、実施ベースの数値や事例が少ないところから、未知数のところが多いです。

そこで、本日は、弊社が知りえるところでのみとなりますが、Wowma!(ワウマ)のSEO対策について、以下、ご紹介させて頂きます。

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■Wowma!(ワウマ)におけるSEO対象となる項目

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1. 商品名

商品名はもちろんSEOで最も重要な検索対象項目です。半角128文字(全角64文字)までのため、かなり文字数制限があります。

2. 商品説明

商品説明も、検索対象となっています。ただ、「商品名」よりも優先度が下がる項目のようです。

3. 検索キーワード

楽天市場には無い項目です。

この「検索キーワード」というのは、ユーザーの目には触れない項目です。

商品名と関連したキーワードを入れる項目です。

ただ、全部でこの項目は3枠しかないため最優先でビックワードから入れていく必要がございます。※それぞれが全角20文字まで入力制限あります。

例えば、食品ジャンルであれば、「人気」「訳あり」「送料無料」

といった、ビックワードを入れる事業社様が多いとのことです。

※上記は、Wowma内のユーザーがよく利用するキーワードとのこと。

4. JANコード

楽天市場と同じように、入力可能な商品は必須項目となっています。

JANコードを入力しておくと価格比較サイトなど外部のWowma提携のウェブサイトへの露出も可能になります。

5. ISBNコード

書籍限定となりますが、ISBNコードは記載していただいた方が良いです。

6. 型番

メーカー品番を入れて頂く項目のことです。

ユーザーによっては、「品番」で検索することもあるため、必ず記載しましょう。

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■Wowma!(ワウマ)における裏技テクニック

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ポイントは、「1000円ポッキリ」「送料無料」を登録することです。

Woma!(ワウマ)は、若年層向けのモールとも呼ばれていることから、低価格の商品が、今は売れやすい傾向にあります。

また、Woma!(ワウマ)独自に、「1000円ポッキリ特集」や「1000円以下訳あり特集」などの露出を行う事が多いため、広告費をかけることなく、Wowmaのトップページのピックアップに商品が掲載される事もあるようです。

ワンプルーフでは、まだまだ今後の成長の可能性を秘めている、Woma!(ワウマ)を含めて、楽天・Yahoo!ショッピングを中心に、EC運営代行支援、コンサルティングを手掛けております。

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\意外に知らない!?/
Amazonの企業理念から見えてくる、SEO対策

突然ですが、Amazonの企業理念を、みなさまはご存知でいらっしゃいますか?

Amazonの企業理念は、
「地球上で最もお客様を大切にする企業であること」

です。

そして、Amazon創業者ジェフ・ベゾスは

「顧客は常に正しい」

という理念を掲げています。

今回、なぜ、突然、企業理念についてお聞きしてみたかと言うと、Amazonが持つ、ショッピングサイト内の独自検索エンジン『A9』というのは、この、Amazonの企業理念を元に構築されているからです。

実際に、お客様が、Amazon内で、ある特定のキーワードで検索した場合、

「お客様の満足につながるAmazon商品へ誘導させること」

が、この『A9』のアルゴリズムとして働き、最も❝売り❞に繋がりやすい商品へと、消費者を導いています。

こうした企業理念という背景を踏まえて、では、EC事業者側が、Amazonの検索で優位に立つためのSEO対策として、何を、どうやっていけばよいのか、本日は記事として、以下、ご紹介させて頂きます。

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AmazonのSEOとは?
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1. ❝直近❞の売り上げ(成約率)
販売期間の累計ではなく、直近の売上を高く評価しています。
過去にどんなに売上を作り、高い評価をうけたとしても、消費者が求めるのは新しく、今売れているものです。

そのため、直近で成約率が高い商品が、常に検索上位に表示されます。

2. レビュー内容と、顧客満足度

購入者によるレビュー件数、評価の点数、これは非常に重要な要素と言われています。

レビューがない、少ない場合、また、ネガティブなレビューの多い、低評価の商品は、検索結果で上位表示されないと言われています。

※マイナス評価がついてしまう場合、再出品するというケースも実例としてございます。

3. 商品情報の充実

Amazonの独自検索アルゴリズム『A9』には、商品情報が多いページを上位に表示する傾向があると言われています。

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実際、消費者目線になって、Amazonの商品ページを見てみれば、必要で正しい情報があるページのほうが、安心してお買い物が出来ますね。

これこそが、Amazonの企業理念と、検索アルゴリズムが合致している証拠です。

以上、この3つのポイントを抑えることが、Amazon内のSEO対策へ繋がります。

※ ただし、必ず上位に表示されるということではありません。あくまでも、競合他社との闘いにもなります。

そして、一部の例として、商品販売後に、広告、メディアに掲載され、すぐに高い売上が作れた場合などは、検索上位表示は、非常に難しいとも言われています。(特に知名度の低い自社ブランドなど)

その場合、中小、個人事業主規模でのEC事業運営の場合には、販促の方法として、以下のように対策することをお勧めしています。

1. スポンサープロダクト(広告)での露出。
2. 売上を作る
3. レビューと評価が付く

この流れを、PDCAを回して、地道に運営していく事が、重要となります。

ぜひ、Amazonでの運営に苦戦されているお客様は、この記事をご参考に、ご自身の担当商品を見直ししてみて頂けたらと思います。

また、ワンプルーフでは、楽天・Yahoo!ショッピングからのAmazon出品代行、Amazonの運営代行・コンサルティングも、ご支援させて頂いております。

Amazonの運営代行サービスについて、詳しく話を聞いてみたい!

というお客様がいらっしゃいましたら、お気軽に、下記問い合わせフォームよりお問合せくださいませ。

※本記事の設定方法、作業サポートはお受けしておりませんので、予めご了承くださいませ。

【 Wowma! / ワウマ 】SALE企画について

【 Wowma! / ワウマ 】SALE企画について

本日は、最近話題のWowma!(ワウマ)について、記事をご紹介させて頂きます。

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■ Wowma!(ワウマ)って何?

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Wowma! (ワウマ)とは、KDDIコマースフォワードとKDDIが共同で運営している総合ショッピングモール(auショッピングと旧DeNAショッピングとの合体モール)サイトのことです。

KDDIのauユーザーを中心に、auユーザー以外も利用可能なWebサイトとスマートフォンアプリから利用でき、お買物金額に応じて通常1%、また適宜ポイント増量キャンペーンも開催されています。

今回は、楽天市場での、「5の倍数の日」、Yahoo!ショッピングでの「5のつく日」など、大手モールがそれぞれの特色を活かした、独自のポイントキャンペーンの中で、Wowma! (ワウマ)版の各SALE企画をまとめてご紹介させて頂きます。

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■Wowma! (ワウマ)は、「三太郎の日」に注目!

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2017年11月、Wowma! (ワウマ)を対象としたサービスとして提供開始されました。

内容は、auをご利用のお客さまに様々な特典を提供するサービスで、提供されるサービスは月替わりで実施されていました。

【2017年11月時点でのサービス】

・Wowma! (ワウマ)の最大18%ポイント還元

・プレミアム会員の方は、総額2,000円以上お買い上げで1,000円OFFとなるクーポン配布

・11/3先着利用3万枚配布

・11/13先着利用5万枚配布

・11/23先着利用7万枚配布

・333円の目玉商品セール企画

「三太郎の日」に合わせた広告やキャンペーンが効果的だったようで、店舗によっては過去最高の売り上げを記録したりなどの反響があったようです。

■2018年4月の三太郎の日

再び、今月の三太郎の日にはWowma! (ワウマ)を対象としたサービスが提供されました。

【特典対象条件】

・期間:毎月、3日、13日、23日の10:00~23:59
・au STAR会員であること(会員登録(年会費無料))
・Wowma! (ワウマ)にて500円以上(送料等除く)買い物をした人
・スマホ、ガラケーのみ

【サービス内容】

・au STAR会員(無料)が500円以上(税込)の買い物をすると必ずデータ通信容量300MBがもらえる
・3のつく日それぞれに毎月最大3回特典を受けられる(3回合計900MB)
・データプレゼント時期は翌月中旬以降

以上から、500円程度の商品の売り上げ向上が見込めたり、タイミングを合わせたポイント施策など打つことで、売り上げ向上を狙うなどの戦略が立てられます。

また、きちんとサービスの内容を案内することで転換率向上につなげていくこともできます。

ただ、毎月企画が行われる訳ではないので、きちんと情報をキャッチして事前に十分な準備が必要です。

■auスマートパスプレミアム会員限定のサタデイ特典

毎週土曜日はauスマートパスプレミアム会員限定のサタデイ特典として、Wowma!(ワウマ)で使える割引クーポンを配布。

【クーポン概要】

・総額3,000円以上の買い物に使える1,000円クーポンの配布
・クーポンは先着順ではなく抽選
・当選したクーポンはすぐに使えず、その次の土曜日から1週間の間使えるようになる

■ポイント最大18%還元キャンペーン

毎週土曜日はクーポンの他にも、24時間限定で誰でもポイント還元が最大18%になるキャンペーンも実施。

【キャンペーン対象】

・期間:土曜日の午前10時~日曜日の午前9時59分
・キャンペーン期間中にスマートフォンもしくはPCでエントリー
・かつ、スマートフォンもしくはPCでお買い物をしたWowma!会員
・一度エントリーをすれば、期間中の購入についてはキャンペーン対象。

【最大18%還元ポイントの内訳】

・お買い物すると常にポイント1%
・アプリから購入する(ポイント1%)
・Wowma!会員(ポイント9%)
・auスマートパスプレミアム会員(5%)
・auかんたん決済×auWALLETクレジット決利用(2%)

週に1度のこのキャンペーンが一番身近でわかりやすく売り上げとアクセスを伸ばします。

ポイントの内訳がわかりずらいので、ポイント還元について案内する部分があると転換率につながるかもしれません。

■誰でもポイント最大11%還元キャンペーン

その他、週の中頃(不定期)に誰でもポイント最大11%還元企画も行われています。

【キャンペーン対象】

・期間:対象期間内にエントリー
・キャンペーン期間中にスマートフォンもしくはPCでエントリー
・かつ、スマートフォンもしくはPCでお買い物をしたWowma!会員
・一度エントリーをすれば、期間中の購入についてはキャンペーン対象になります。

【最大11%還元ポイントの内訳】

・お買い物すると常にポイント1%
・Wowma!会員(ポイント9%)
・au WALLET クレジットカード利用(ポイント1%)

■四半期に一度のおトクなイベント「ラッキーセール」

「ポイント」「タイムセール」「クーポン」の3大特典をご用意した「ラッキーセール」が行われています。

【開催期間】
・3月、6月、9月、12月のそれぞれ3日間

【イベント内容】

・エントリーで誰でも全品最大18%還元(普段はプレミアム会員のみ)
・最大70%OFF!1日3回開催タイムセール(10時/15時/20時)
・ラッキーセール中のお買い物に使える30種類以上のクーポン
・店舗負担で最大20%ポイント還元を実施できる(上記と合わせて最大38%還元)

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■ワンプルーフのコンサルタントから
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Wowma!(ワウマ)は、まだまだ他のモールに比べて、モール自体の集客力は弱く、出店店舗様へのアクセス人数も小規模な店舗様が多いです。

ただ、今後、Wowma!(ワウマ)は、KDDIが保有するauユーザーを中心にポイント還元の高いキャンペーンが数多く実施され、メディアやCMなどで、大規模なWowma!(ワウマ)自体のプロモーションを実施する可能性が高いです。

このように、モールが認知され、他のモールよりも還元率の高いポイント施策がYahoo!ショッピング同様に実施されれば、様々なユーザーの流入も期待でき、売上(=流通額)が増える可能性は十分にあると思います。

楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazonまでは出店しているが、それ以外のモールはまだまだ…

そんなお客様は、まずは手始めに、Wowma!(ワウマ)から、多店舗展開戦略を始めてみてはいかがでしょうか?
ワンプルーフでは、Wowma!(ワウマ)出店代行から運営代行まで、フルサポートをご担当させて頂いております。

サービスについて、詳しく話を聞いてみたい!

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※本記事の設定方法、作業サポートはお受けしておりませんので、予めご了承くださいませ。

楽天新春カンファレンス2017レポート

2017年1月26日、グランドプリンスホテル新高輪行われた
「楽天新春カンファレンス2017」に弊社各ディレクターが参加致しました。

参加した「楽天市場」出店店舗同士の交流の場や各種フォーラム等の勉強会にも参加。
また、参加された店舗様や担当ECCの方々との打ち合わせ等を行い、上期の戦略を楽天・店舗様・弊社の3社で共有し、
非常に有意義な時間を頂戴し、各所から情報収集を行いました。

当日は、PEZY Computingの齊藤元章社長が基調講演を行った他、三木谷浩史社長が講演を行いました。

三木谷社長は講演で、FCバルセロナとスポンサー契約について触れた後、
楽天市場での人工知能(AI)やドローン配送、ビッグデータ、さらには拡張現実(AR)、仮想現実(VR)の活用について説明。

楽天市場内でもこれらを開放していく方針で、具体的には、「広告開示」「ページ診断無料トライアル実施」
「店舗運営プラットフォーム(Rカルテ)」について言及。

AI×ネットショッピングの活用例として、
「これまでの今までのように検索経由ではなく、音声によるAIとの対話で買い物をする日が間もなくくる」とし、

例えば、「来週の金曜日に渋谷で5歳の息子と誕生日パーティーがしたい」と入力すると、
ケーキやプレゼント、レストランなど、瞬時にオススメの商品やお店、サービスが表示される仕組み。

AIやオートメーションを導入することで、
最適化、効率化、楽しさ・安心、スマートな楽天市場を目指すことを示唆しました。

同日に行われた「2017年上期戦略共有会」では、
2016年に実施した取組みの成果と2017年上期の楽天市場の戦略が発表されました。

2016年の成果として、品質向上施策がさらなる成長に繋がったことを強調。

昨年対比にて、注文件数+17%、購入者数+10.9%、新規・復活購入者数+5.6%
との実績を掲げ、推し量ってきたSPUプログラムの結果も◎であったとし、
モバイルECの推進を継続と今後はスマホファーストであらゆる施策を検討していくとしました。

また、2017年上期戦略としては、以下の点について触れられました。

①プラットフォーム開発

■ナビゲーションの強化

(1)ユーザーインターフェースの強化
・ポイント表示(ヘッダー、サーチ結果、商品ページ)
・送料表示(サーチ結果)

(2)検索ロジックの強化
・入力データによる最適化(キーワード・ジャンル・製品など)
・ユーザー属性による最適化(パーソナライズセグメンテーション・年代性別など)

(3)商品情報の強化、カタログの強化(カタログデータの拡充、ジャンルの拡大、属性情報の充実化、カタログID連携)
・シンプルな商品名
・ユーザーフレンドリー(商品画像白背景など)
・ユーザー目線で運用(商品名には商品名、今後はPR情報はキャッチコピーへ記載)
・ガイドラインにのっとった対応をした店舗の商品を押し出す予定

上記(3)については注目すべきポイントで、検索ロジックに影響を及ぼす可能性が高い点であると考えます。

■決済手段の強化

(1)楽天ペイ(今年4月から順次開始)
・従来の課題(決済手段がバラバラ、決済関連業務に忙殺される)
・メリット:同じ種類の決済がどの店舗でも使える(店舗運用の効率化や不正注文リスク回避)
・入金サイクルの統一or短期化、決済業務負担軽減、不正注文対策強化

■配送の強化

(1)商品別配送方法設定
・商品ごとに配送方法の設定が可能(メール便、大型、等)

(2)送料テーブル標準化
・検索ページや商品ページで正しい送料の表示が可能に(自分の地域ではいついくらで届くのか?が明確に)

■プラットフォームの強化

(1)常に暗号化された通信に(https)
(大手サイトも順次対応中:Amazon、Google、Facebook,Yahoo!Japan)
→楽天gold内のURLをhttpからhttpsへ変更する作業は店舗側で行う必要有

こちらについては個別に店舗様側で実施する必要がある為、
弊社クライアント様へは個別に対応を行わせて頂く点と考えております。

②ジャンル強化

■ファッションジャンル施策

・ブランド強化(Fashion Squere)
・ソーシャルメディア(インスタグラム)
・画像検索(ファッション画像サーチ)

■ホームライフジャンル施策

・特集コンテンツ(春の新生活、梅雨特集、暑さ対策、冬のあったか特集)
・ジャンル検索(テイスト、色サイズ、素材)
→登録している商品はしていない商品の倍以上の売上の実績

■フードジャンル施策

・認定制度(楽天グルメセレクション=一次審査、二次審査、最終審査、認定商品決定)
・特集コンテンツ(お肉ランキング テーマジャンル毎に制作
・限定商品(店舗と共同開発)

■リテールジャンル施策

・価格比較機能(露出面の拡大、型番商品の探しやすさ向上)
・多様なユーザー思考に対応(環境省連携、不用品リサイクル、商品付帯保険)

■海外販売施策

・モバイル強化
・商品情報リアルタイム更新
・ナビゲーション強化(ランキング、サーチ)
・翻訳機能を強化しリリースまでの時間を短縮する
・海外に特化したランキングなどを企画

③店舗へのサポート強化

■ビッグデータの活用

(1)機能追加第一弾
・R-カルテにおける店舗チェックシートの強化
・過去評価、サブジャンルとの比較(自分の店舗と差分を見る)

(2)機能追加二弾(夏以降)
・評価点の可視化

■楽天ページ診断サービス

・商品ページABテスト向上率:43%
全店舗展開及び機能強化(診断レポートの週次更新、改善推奨ページの表示、ジャンル上位ページと差分確認、スマホ版も下期ローンチ予定)

■データを活用した広告展開の拡充

・楽天以外のサイトに広告を表示
・ダイナミック広告
・CPA楽天内コンテンツ
・クーポンアドバンス広告:+10%へ

■広告の効果開示を開始

・今後、効果開示の枠を拡大予定

■システムコンサルティング

・物流やシステム等、ECCへ相談できる仕組みへ

■店舗コミュニケーション強化

・相楽しんく
・RON会議:4月リリース
・NEWS機能(情報伝達の最適化)
・ご意見番機能(店舗さん間のQA型課題解決手法)
・コミュニティ機能(つながりの強化)
・R-Nations:店舗さんによる店舗運営指南コンサルティング、一部開始し、参加店舗平均流通+50%の実績。
 2017年4月から本格開始。
・Areanations(全国16箇所で地域毎のコミュニティづくりへ):2月開始

三木谷社長、河野上級執行役員の他、各所の講和を拝聴する限りでは、
AIを初めとしたテクノロジーの進化と楽天が保有するビッグデータを出店者へ開放し、
新しいEC、新しい楽天市場を作っていこうとする姿勢が垣間見えます。

今後、効率的な店舗運営や楽しさや安心安全な市場が実現できていく可能性がある一方で、
プラットフォーム側の仕様変更に伴う対応にはリアルタイムで情報をキャッチアップし、
対応しなければならないという点や三木谷社長が話した通り、ユーザーの購買行動が大きく変わることで、
各店舗もそれに合わせた売り方、戦略、施策を考え続けなければ、
すぐに淘汰されてしまう業界かと考えており、
弊社のような運営代行・コンサルティング会社の価値とはまさにそこにあるのではないかと再認識した1日となりました。

ヤフー、「Yahoo!ニュース」から「Yahoo!ショッピング」への導線強化を発表

月間150PVの「Yahoo!ニュース」他、各種「Yahoo!サービス」から「Yahoo!ショッピング」への導線を新たに作ることがヤフーより発表されました。

ヤフーは「Yahoo!ショッピング」への集客を強化する方針でその施策の一部です。

現在、「Yahoo!ニュース」のヘッダー部分に「Yahoo!ショッピング」への誘導枠を設置するための開発を進めていますが、

201612月までに開発を終了し、リリースする方針。

ヤフーでは「eコマース革命」後、右肩上がりで流通拡大中。広告売上も伸びており、「Yahoo!ショッピング」へ力を入れていく方針を掲げています。

以前より、「広告の楽天」、「検索のYahoo」と称されることもあるように、Yahoo!ショッピングの最大の強みは、巨大ポータルサイト「Yahoo!Japan」の存在にあると言われています。

Yahoo!サービス」からの導線が強化されることで、Yahoo!ショッピングへの流通拡大が加速する可能性が高く、

注目のマーケットと考えています。

弊社では最新のEC運営ノウハウ、各モールの市場動向、秀逸なECサイト紹介等、の情報共有~各クライアント様での対応、対策方法に関するご提案~実務運用までを一貫してご提供しています。楽天・Yahoo運営代行サービスはこちら