2018.8.1 Yahoo!Yahoo!ショッピングヤフーショッピング
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「あれ?クーポンが全然つかわれてないね」
なんて会話を社内でした経験が、少なくとも1回位はあるのではないでしょうか?
商品ページへアクセスはあるのにクーポンの獲得枚数も少ないし、利用枚数も少ない・・・。
実はその理由、「クーポンの優先表示順位」が関係している事をご存知ですか?
ヤフーショッピングでは、カートに適用されるクーポンの優先順位があります。
効果的な使い方をする場合にはこの優先順位について理解している必要があるので、
「ヤフーショッピングにて店舗の売上を上げていきたい!」
と思っている店舗様は、是非ご参考ください。
まず、ヤフーではクーポンの種類が大きく分けて4つ存在します。
①ストアクーポン(ストアクリエイターproで設定)
出店者様が設定し、運営ストアの商品に対して発行するクーポン。
値引き金額費用の負担は出店者様となります。
②モールクーポン(ストアクリエイターproで設定)
Yahoo!ショッピングが設定し、モール全体またはモール内の一部商品に対して発行するクーポン。
値引き金額費用の負担はYahoo!ショッピングです。
③R∞ストアクーポン(R∞で設定)
出店者様が設定し、運営ストアの商品に対して発行するクーポン。
値引き金額費用の負担は出店者様となります。
④R∞モールクーポン(R∞で設定)
Yahoo!ショッピングが設定し、モール全体またはモール内の一部商品に対して発行するクーポン。
主に5のつく日やゾロ目の日などに発行しているタイムセールクーポンがメイン。
基本的には上記4つですが、発行する場所に違いがあります。
①と②はストアクリエイターproから発行
③と④はR∞から発行
となっています。
PRオプションを設定している店舗であれば、R∞の機能が使えるので、
R∞からのクーポンの発行が可能となっています。
ストアクリエイターproとR∞で発行する大きな違いとしては、
検索結果における”バッジ表示”や”タブ分け”になります。
またアプリ表示でもR∞からの発行が有利です。
検索結果リスト、カテゴリリストのR∞クーポンバッジ表示イメージ
PC・リスト表示
PC・グリッド表示
スマートフォン・リスト表示
スマートフォン・グリッド表示
アプリ・グリッド表示
このようにR∞でのクーポンは検索結果で有利なUIとなりますが、
実際にユーザーに適用される表示順位としては、以下の順位となります。
④R∞モールクーポン>③R∞ストアクーポン>②モールクーポン≒①ストアクーポン
例えばA商品(価格3000円)に対して①で500円引きクーポンを設定していたとして、
④で店舗全体1%値引きクーポンを発行していたとしても、
ユーザーに表示されるのはお得ではない方の④になります。
ここで注意しなければ行けない点としては、R∞でストア全体に対して値引きをかけている場合は、
ヤフー主催の買う買うサンデーや、ゾロ目の日のクーポンなどが表示されないという事です。
ヤフーでは色々なイベントを乱発しているので、R∞クーポンを発行する場合は注意してください。
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以上、より堀り下げていくのであれば、他にも色々ありますが、まずは、このあたりから見直してみてはいかがでしょうか?
ワンプルーフでは、こうした施策のご提案、実務を含め、楽天・Yahoo!ショッピングを中心に、EC運営代行支援、コンサルティングを手掛けております。
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